院長は、これまでに多くの入れ歯治療を行ってきました。長年の経験から、噛みやすく痛みの出にくい、しっかりと固定される入れ歯を作るための技術を習得しています。
入れ歯の治療経験は25年以上(※)にわたり、これまでに3,000床以上(※)の症例を手掛けています。
ご高齢の方を含め、入れ歯治療が必要なさまざまな患者さまの診察に対応。部分入れ歯から総入れ歯まで、幅広い種類の入れ歯作りに携わってきました。また、審美性と機能性に優れ、違和感の少ない自費の入れ歯治療の経験も豊富です。
噛みやすい入れ歯を作るには、唇や頬、あごの動きなど、さまざまな要素を正確に把握する必要があります。
院長は患者さまの歯ぐきにぴったりと合った入れ歯を作るため、お口の動きの癖の丁寧な分析と、精密な型どりを重視。入れ歯は吸盤のような仕組みでお口の中に固定されますが、少しでも隙間があると固定されず、ガタつきや痛みの原因になってしまうからです。
型どりの際、当院では症例に応じて「個人トレー」と呼ばれる専用の器具を用いています。個人トレーの使用は、既製品のトレーを使用する場合に比べて、より精密なお口の型を得ることが可能です。工夫を重ねた丁寧な型どりを行い、隙間がなく外れにくい入れ歯の完成を目指します。
精密な型どりや噛み合わせの分析には手間がかかります。しかし、これらは入れ歯の噛みやすさと安定性に直結する重要な要素です。私どもは入れ歯治療において一切の妥協をせず、患者さまに喜んでいただける結果を追求しています。入れ歯でお悩みの方は、ぜひ当院にお任せください。
※2023年現在
※「床(しょう)」とは入れ歯を数える単位を指します。入れ歯は1床、2床…と数えます。
保険診療の入れ歯には、噛み心地や見た目の面で制約があります。これは、国が定めた細かなルールによって、使用できる素材や治療法に制限があるからです。
一方、自費の入れ歯治療には保険診療のような制約がありません。そのため、自費の入れ歯は噛みやすさや見た目の自然さを追求することが可能です。
例えば、保険の部分入れ歯には、残っている歯に引っ掛けて入れ歯を維持する金属の留め金が必ず付きます。しかし、この留め金が口を開けた時に見えてしまうと、他人に入れ歯だと気づかれてしまいます。さらに、使用するうちに留め金は黒ずみ、目立つようになるのも難点です。
それに対して、自費の入れ歯「ノンクラスプデンチャー」は金属の留め金を使用せず、自然な見た目で他人に入れ歯だと気づかれずに済みます。使用する素材は保険のプラスチックより柔らかく、噛み締めたときに痛みが出にくいという特徴もあります。
また、自費診療では歯ぐきに接する面にシリコン素材のクッションを敷いた入れ歯を作ることも可能です。保険の入れ歯はこの部分が硬い素材であるため、擦れて痛みが生じたり、お口にフィットせずにガタつくケースがよく見られます。当院で扱っている3Dデジタルプリント技術を活用した「リーバ」やコンフォートデンチャーなどの自費の入れ歯なら、これらの痛み、ガタつき、しっかり噛めないといった問題を大幅に改善できます。
自費診療の入れ歯には保険診療のような細かなルールがありません。治療法や材料はすべて、患者さまのご希望に合わせて選択できます。噛みやすさも自然な見た目も追求し、快適に使える入れ歯を実現できるでしょう。
当院では、最新の3Dデジタルプリント技術を駆使した「リーバ」という総入れ歯を取り扱っています。今お使いの入れ歯で「痛みやガタつきが気になる」「食事の際にしっかり噛めない」といったお悩みを抱える患者さまにおすすめです。
リーバは、ご使用中の総入れ歯をもとに作製されます。歯ぐきが当たる面に柔らかいクッション加工を施すため、硬いプラスチックが歯ぐきに直接触れなくなり、痛みを軽減できるのが特徴。さらに、歯ぐきとクッションがぴったりと重なって一体化することで、入れ歯のズレ・ガタつきが改善されます。
リーバの利点は、噛む時にかかる力をクッションが吸収してくれる点です。力を入れてしっかりと噛んでも、痛みが生じにくい仕組みになっています。また、クッションは剥がれにくく、「以前に柔らかい入れ歯を作ったけど剥がれてしまった」という方にもおすすめです。
クッションを利用する構造はコンフォートデンチャーと類似していますが、大きな違いはその作製方法です。コンフォートデンチャーは歯科技工士が手作業で製作するのに対して、リーバは専用のデジタルスキャナーを使用し、3Dデジタルプリント技術で作製。コンフォートデンチャーよりも作製に手間がかからず、治療費はコンフォートデンチャーの半額程度で済みます。
最新の技術を活用して、歯ぐきに優しい入れ歯をご提供しています。ご興味のある方は、ぜひご相談ください。
フルオーダーメイドのコンフォートデンチャーに対して、「リーバ」はセミオーダーメイドの総入れ歯です。現在、総入れ歯を使用している方を対象としてお作りします。
まず、ご利用中の総入れ歯をお口の状態に合わせて調整し、最新のデジタルスキャナーを使用してスキャニング。この3Dデータをもとに、新しく作製した総入れ歯の内側にシリコンのクッション加工を施して、痛みやガタつきが改善された入れ歯が出来上がります。
最短2回の来院で完成し、費用も抑えられるのが、従来のコンフォートデンチャーと比べたメリットです。何度も通院するのが億劫な方にとって、おすすめの入れ歯です。
※総入れ歯のみ対応
私どもはより良い入れ歯のご提供を目指し、技術力と品質にこだわり、優れた歯科技工所を厳選しています。
入れ歯や歯の詰め物・被せ物は、専門家である歯科技工士が歯科技工所で作製しますが、技工所にはそれぞれ得意分野があります。入れ歯に秀でたところもありますし、詰め物や被せ物に強みを持つところも。技工所の技術力によって入れ歯の品質は大きく左右されるため、入れ歯を得意とする歯科技工所に依頼するのが重要です。
当院は実績豊富で入れ歯の作製が得意な歯科技工所と提携し、患者さまにご満足いただける品質を追求しています。提携している歯科技工所は、優れた技術力を持つ歯科技工士が在籍するだけでなく、さまざまな種類の入れ歯に対応し、難しい設計にも幅広く対応できる技工所ばかりです。
歯科技工士は、入れ歯の専門家として歯科医師と並ぶ存在です。私どもは確かな技術力を持つ技工所と提携することで、患者さまに最適な入れ歯をご提供できるよう心掛けています。
歯科技工士が自費の入れ歯作製にかける作業時間は、なんと150時間にも及びます。これは保険の入れ歯の作製時間の30倍に相当。「神は細部に宿る」という言葉の通り、手間を惜しまず、入れ歯の完成度の向上に努めています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ─ |
午前:10:00~13:00
午後:14:30~19:00
休診日:日曜・祝日